配当金生活を成功させるためには、銘柄選定が大切であることはわかってもらえたと思います。【配当金生活】成功するための5つの秘訣
それでは、将来が有望な銘柄をいつ買えばいいのでしょうか?
将来的に有望な銘柄であれば長期間で考えるといつ買ってもいいように思うかもしれません。しかし株式市場はそんなに甘くありません。
企業の成長性や時価総額などから分析し将来性があり割安だからという理由で買ったとしても株式市場には大きな波が存在し株価は想定を超えて上昇したり下降したりします。
つまりは、株式市場には時として大きな波が押し寄せ、想定を超えた大暴落を引き起こす場合があります。
買いを検討するのは、この大暴落です!!!
目次
【大暴落で買え!】買いタイミングの極意
配当金生活を成功させるための、最重要項目の1つとして買いタイミングがあります。結論は、大暴落で買え!
大暴落では、企業価値などが無視された株価まで値下がりし一般大衆は心理的に弱気になり冷静さを失い売りムード一色になります。
このタイミングこそが買いタイミングになります。
★買いタイミング★
- 大暴落で買え!
- 株式市場が売り一色になれば虎視眈眈と買いを検討せよ!
大暴落が発生すると、株価暴落により配当利回りがグングン上昇します。通常時では考えられないほどの配当利回りになる場合があります。このタイミングこそ、あらかじめ銘柄選定しておいた株式の購入を検討するタイミングになります。
【大暴落の定義とは?】新安値銘柄数が目安!
株価が連日大きく値下がりし株式市場がパニック状態となったとき、大暴落という文字を目にすることになると思います。しかし【大暴落】の定義は特に数値化されていません。
そこで、リーマンショックなど過去の歴史から大暴落の数値化を検討してみたいと思います。数値化する上で参考になるのが新安値銘柄数です!
1 新安値銘柄数、1000以上で大暴落!
大暴落を数値化するときに参考になるのが新安値銘柄数になります。新安値とは1月~3月の間は「昨年来」として、4月~12の間は「年初来」としての数値になります。
結論としては、新安値銘柄数が1000以上で大暴落と考えてよいと思います。
2008年以降で新安値銘柄数が1000以上を記録した出来事が5回あり、表1にまとめました。新安値を記録した日は株価大暴落の引き金となった出来事が発生した日と違う場合があります。
表1 新安値銘柄数1000以上の大暴落の歴史
年月 | 新安値銘柄数1000以上の出来事 |
2008年9月 | リーマンショック |
2011年3月 | 東日本大震災 |
2015年6月 | チャイナショック |
2018年12月 | クリスマスショック |
2020年3月 | コロナショック |
新安値銘柄数が1000以上を記録した大暴落は上記5回になりますが、大暴落とまではいかなくとも新安値銘柄数が500以上1000以下についても数年に1度程度しかないことがわかりました。新安値銘柄数が500以上1000以下の暴落レベルにおいても、買いタイミングとして目安になるのではと思います。
2 大暴落でゆっくり買え!
新安値銘柄数が1000銘柄を超えると【大暴落】と考えてよいと思います。では、大暴落を目の前にして、すぐに飛びつき買いをしてよいのでしょうか?
実際に過去の大暴落を確認すると、2018年のクリスマスショックでは数か月で回復していますが、2008年のリーマンショックでは数年かけて回復しています。
つまりは、暴落の種類により株価が急回復するのか、ゆっくり回復するのかの違いがあることがわかりました。
結論として
暴落は買いと考えています。
しかし
落ちるナイフは掴むな!
あくまでも一度、地面に突き刺さってから上昇トレンドへの変換を確認してから買い向かうスタンスや大暴落後に少しずつ時間と銘柄分散しながら投資するスタンスが有効であると言えると思います。
【大暴落で配当利回りをチェック!】有望株を安く買え!
大暴落では、高配当有望株を安く買える絶好のチャンスです。普段から将来有望な高配当銘柄をチェックしておいて、大暴落がきたら買いタイミングを検討しましょう!
大暴落で高配当有望銘柄を安く仕込もう!
- 普段から高配当有望銘柄をチェック
- 大暴落がきたら買いタイミングを検討
- 配当利回りをチェック
- 暴落が収まる頃に時間と銘柄分散で安く買う!
配当金生活では、大暴落こそがパフォーマンスを向上させる絶好のチャンスです!新安値銘柄数が500を超えると暴落、1000を超えると大暴落と考えて買いタイミングを検討しましょう!